定期健診
- 歯を守るメンテナンス -

治療が終了したあなたはこう感じていることでしょう。

「あ~やっと歯科医院から解放される」「これでしばらく来なくてもいい」と。
そんな時、歯科衛生士から「当院のシステムです。3か月に一度は、必ず定期健診を受けてください」と言われたら。あなたの心は叫ぶでしょう。

「もう勘弁してください」

お決まりのその定期健診のシステムは存在しません。
目安になればと、ご自宅に定期健診の案内ハガキが届きますが、決して強制ではありません。

今後、今の健康状態を維持するかどうかは、すべてあなた次第です。
人生80年の時代ですが、その多くの方の歯は数本しか残っておりません。残念ながらこれがわれわれ日本の現状です。歯がないため食事を楽しむことが難しく、全身の健康にも大きく影響しています。

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  • 46~55歳で、残存本数18本
  • 56~65歳で、残存本数12本
  • 66~75歳で、残存本数8本
  • 76~85歳で、残存本数6本

よく噛むことが脳にいいことは皆さん知っています、歯周病が全身疾患と関係があることももう常識ですね。将来、介護になるのはごめんだなんて思いながらも、第2の人生の始まりのときに、歯はもうすでに半分以上は抜けていて、からだは薬漬けになっているのが現実。
歯科医師としては当然、皆さんが一生自分の歯で好きなものを食べて、いつまでもからだが健康で元気であってほしいと願っております。そのために100%の定期健診率を目指していきます。
3ヶ月に一度、お逢いできるのを楽しみに待っております。

~ここから先は、一生自分の歯を守っていきたい方だけ読んでください~

早く治療を受けた歯ほど、早く喪失する

現在のご自分の口を鏡で見てください。どうでしょう?
自身を持って他人に見せることができますか?
銀歯、金歯、プラスチックと、からだの素材ではないものがズラリ。
何年か前にお金と時間をかけたのに、どうも、いまいち・・・。
もうすでに何本かの歯が無くなっていたり、入れ歯になっていたり。
どうしてでしょう?

小さい頃からあれだけ歯医者さんに嫌々ながらも通ったのに・・・。
お砂糖を、お菓子をがまんはしていないけど・・・。
歯ブラシもあいかわらず適当だけど、フロスも使っていないし・・・。

では責任は患者さんばかりですか?
確かに病気を作るのは、他の誰でもない患者さんの意識・思い込み・行動です。
ですが現在、歯科大学では歯の削り方、抜き方、ほんの少しのむし歯予防の教育です。あいもかわらず、むし歯予防は歯磨き一筋です。
その結果、歯科医は歯を削らないと、歯を抜かないとお金にならない、患者さんは悪くならないと、痛くならないと歯医者にはかからない。
それが日本の歯科医療です。
歯科でも医科でも現在の日本では早期発見、早期治療が主流です。はたしてこれは正解でしょうか?

医科では、先進国の中で1位を争うほどの健康寿命の低さ、世界の40%ほどを占める薬の使用、結局、病人は増えるばかりです。
歯科では、予防の進んでいる国では80歳で20本程度歯が残っているのに対し、日本は6本程度です。歯磨きの励行を勧め、メーカーサイドでも新しい歯ブラシ・歯磨き粉のコマーシャルをやり、むし歯予防・歯周病予防とうたっていますが、先進国の中ではむし歯罹患率は最悪です。

ここで質問です。「歯を失う1番の原因は何なんでしょう?」

「そりゃー、虫歯でしょ、歯周病でしょ。」という声が聞こえてきそうですね。
それもある意味正解ですが、答えは・・・

「早く治療を受けた歯ほど、早く喪失する」です。

医科でも歯科でも同じ、現在の医学は症状を止めることはできても、根本的に治すことはできません。むし歯であれば、ミネラル分が抜けて軟らかくなったところをきれいにできても、むし歯菌をすべて消し去ることはできないのです。そして、何年かするとまた同じ歯が痛み出す、また治療、また痛み出す・・・・。
これは歯科界では、「10年周期のサイクル」といわれていて、残念ながら厚労省も認めています。

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  • 10歳で小さな詰め物をしました
  • 20歳で詰め物が大きくなりました
  • 30歳で神経をとり、かぶせ物になりました
  • 40歳でかぶせ物が取れて、中で化膿して再治療
  • 50歳でもう抜かないとダメですね

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歯を削り、詰めて安心するのが日本人

日本は世界でもトップクラスに歯磨きが好きな人種です。しかし、むし歯の数は先進国で最も多い国の1つです。

整理してみると・・・

  • 幼い時にむし歯を経験し、治療したにもかかわらず、大人になってもむし歯が増え続けている。
  • 歯磨き好きな国なのに、むし歯が多い。

答えは簡単です。
むし歯菌をすべて消し去ることはできません。そして、詰め物・かぶせ物には毎日約50kgの力が600回程度かかります。いったいどれだけの期間耐えられるのでしょう?様々な温度の食べ物、様々な味(酸度・糖度・アルカリ度)の食べ物という過酷な環境による劣化ももちろんあります。
つまり、「むし歯の治療終了は、次なるむし歯菌始動の合図」ということ。
「歯を削り、詰め物を入れれば安心」という日本人しか持ちあわせていない、この考えが間違っているということに気づかないといけません。
世界は「痛みを事前に防ぐ予防歯科」が常識です。

  • オーラルケアに自信があると答えた日本人38%
  • オーラルケアに自信があると答えたアメリカ人81%
  • オーラルケアに自信があると答えたスウェーデン人90%
  • 日本の定期健診率2%
  • アメリカ人の定期健診率80%
  • スウェーデンの定期健診率90%
  • 日本の80歳の歯の本数6.8本
  • アメリカ人の80歳の歯の本数15.8本
  • スウェーデンの80歳の歯の本数19.5本

定期健診のたまもの

むし歯には自然治癒が無いのが常識です。患者さんも治療しないと悪くなると考えています。でも、日々の臨床で出会うご年配の方たちのお口が僕に教えてくれます。

なにも治療していない歯は残っている。たとえむし歯があっても。
場合によってはむし歯が治っていたりもします。
患者さん曰く、「定期健診のたまものです」と。

健康より仕事が大事ですか?
他の病気のときも、仕事優先ですか?
歯が溶けているのに、体の中では何も起こっていないと思いますか?
歯ぐきから出血があるのに、体には異常がないと思えますか?
歯ぎしり・くいしばりがあるのに、ホルモン・自律神経が安定していますか?
口臭・無呼吸・いびきがあるのに、鼻呼吸ができていると思いますか?
からだの入り口が汚れていて、からだの中がきれいだと思いますか?

自分の歯は大事です、体の入り口はきれいでないといけません。
真の予防をするのであれば、定期健診が必ず必要です。
できるだけ歯を削らない
掃除してもらってスッキリ、気持ちいい
そしてからだの調子も診てもらえる(パーツ医療ではなく、その人医療)

言うのは簡単ですが、行動するのは難しいでしょう。さらに続けるとなれば、もっと難しいでしょう。どこまで自分のからだと向き合えるかにかかっています。

あなたが好きなものを食べられるのは、誰のおかげ?
あなたがしたいことをできるのは、誰のおかげ?
あなたが今日という日を過ごせているのは、誰のおかげ?
あなたが明日という未来を夢見ることができるのは、誰のおかげ?

僕もふくめて、ひとりひとりが自分のからだのことを大切にしましょう。
医学はもう治せない病気ばかりになりました、歯学も対症療法にすぎません。
健康と病気の間に、「未病」という状態があります。この未病の状態をいかに健康へともどすかが大切です。それが3ヶ月に1回のメンテナンスです。

この長々とした文章に最後までお付き合い頂きありがとうございました。
皆さんの新たな道しるべになればと思います。

おまけ・・・歯の医師への進化

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僕は歯の修理士でもなければ、歯の療法士でもありません。歯科医師です。
口の中を診ることができるのは歯科医師だけです。

歯科医師は口しか診ない
医師は、からだしか診ない。というより専門の臓器しか診ない

病気はただそこにできるのではありませんよね。
症状は結果であり、原因はそこにはない。いまでは常識ですよね。

むし歯であれば、糖質による膵臓への影響は?添加物によるカルシウムの流出は?唾液の分泌不足が原因かもしれないから循環やストレスは?、循環であればミネラルは足りているか?硬膜の歪みは?ストレスなら副腎の状態は?腎臓の下垂はないか?腎臓の下垂なら、姿勢の歪みは?・・・などなど・・・。
いろいろな仮説がたちます。口の中はからだからのサインが比較的でやすいです。

口の中の状態から、からだにおこっていることを診たてないといけません。

それができるのは歯科医師だけなのですから。

歯周病であれば、胃の問題・脾臓の問題を抱えているかもしれません。
胃の問題はストレスか?横隔膜の癒着か?横隔膜なら鼻呼吸ができているか、腰痛は?そのほかには?
脾臓は腸・肝臓とともに免疫システムを作っています。そして造血組織でもあります。免疫の問題は?血圧の問題は?
特定の歯だけが歯周病になってしまっているなら、その歯の経絡ラインに問題がおこっているかもしれません。

僕自身も、お口のケアにとどまらず、皆さんのからだのケアまでも診れるように、将来的にはアレルギー疾患・アトピー・リウマチ・不妊・自律神経の問題・精神疾患・ガンといった今の医学では治せない病気にアプローチできるように進化します。
興味ある人は、僕がどんなことを学んでいるか覗いてみてください。

  • 疲労回復協会正会員
  • NST研究会
  • 日本自律神経整体協会
  • 現代レイキ

「からだの健康」をテーマにした当院にある商品ラインアップ

エピオス水

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高濃度の塩と水をじっくりと時間をかけて電気分解して作った電解機能水。
タンパク分解と殺菌の2つの作用を併せ持った水です。
ほとんどの細菌・カビ・ウィルスを殺菌します。
当院では、院内感染予防に使用しています。
ご家庭では、「うがい磨き」として使用できます。

プロデンティス

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お口の中の菌質を整えるサプリメント。
母乳由来の天然プロバイオティクス「L.ロイテリ菌」を使用。
世界63の国と地域の医療機関が導入し、健康維持・安全性は高く評価されています。
お口の中だけでなく、全身の疾患の予防にも効果があります。
詳しくは http://www.prodentis.jp/

けんこう枕

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寝ている間に整体効果が得られる、日本で唯一の枕。
寝ている間にからだのバランスを整えて、質の良い睡眠を実現します。そのポイントは頚椎(首の骨)。頭と肩をサポートすることで、首の自由度が出て、バランスがよくなり、自然治癒力が発揮できる環境が整い、全身の血流が回復します。

詳しくは https://ssl.quattrocart.com/makura/

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神戸コレクションに出演したモデルさん達のからだのケアにも大活躍でした。

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水素水

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高濃度(20000ppm)の水素水サーバーを導入。
この濃度はまさに、「奇跡の水素水」。
生活習慣病の9割の原因は「活性酸素」と言われています。
その悪玉活性酸素を水素ガス分子が水に変えて体外に排出します。
健康・美容・アンチエイジングに。
詳しくは http://www.ub-co.jp/h2server/

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