2015.04.09BLOG
帰りは別人に
昨日の午前中最後の時間に
定期検診にいらした77歳のおばあさま。
いらした時は前傾姿勢でよたよた歩き。
ご挨拶したときは、腰椎と足関節に不調和をかんじました。
いつものようにメンテナンスをさせていただきました。ただ腰椎は下顎の前歯と関わりがあるので、その部位の時は歯ではなく、歯の中、歯茎の中の体液の流れに意識を合わせます。循環がスムーズにいくのをイメージしながらクリーニング。
時間があったので、患者さまと相談して、
骨盤、股関節、膝関節、足関節の不調和をとって、最後にとどめの腰椎5番を調整しました。
立ち上がったとき、背が延びていました(笑)
ちゃんと上体が起きていました。
「あら、私、まっすぐ立っているわ」とおっしゃって帰られました。
お口の中だけを診ていてはいけません。というかつまらない。歯科医師は口の中だけ診ていればいいなんて決まりはない。
そもそも僕らは医療人です。患者さんを健康に導くのが仕事です。
その時に少しだけ、ほんの少しだけ口の中の知識と技術があるだけ。ただそれだけのこと。
皆さまもどうか、おからだを大切に。